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弁護士による債務整理

「債務整理」に関するQ&A

債務整理をするとブラックリストに載りますか?

  • 文責:所長 弁護士 湯沢和紘
  • 最終更新日:2023年12月6日

1 債務整理をするとブラックリストに載るのか

債務整理をすると、基本的には事故情報が登録されることになります。

債務整理をする場合、方針を問わず、まずは債権者に対して弁護士が債務者から依頼を受けた旨の通知(受任通知)を発送し、債務者の窓口として介入することになります。

基本的には、この受任通知を受け取った時点で、貸金業者は信用情報機関にその旨を報告し、信用情報機関の方では「債務整理」という事故情報を登録します。

債務整理をするということは、一部の例外はあるものの、当初の契約内容に沿った返済ができないということを意味します。

つまり、債務整理をすることを表明した時点で、信用にキズがつくといえるためです。

細かく見ていくと、JICC、CIC、KSCの各信用情報機関によって、債務整理の方針ごとに登録期間等の取り扱いに違いがあります。

さらに厳密にいうと、債務整理の方針と信用情報機関との関係によっては、登録されない場合も無いわけではありません。

それでも、以下で説明するとおり、結論としては、「債務整理をするとブラックリストに載る」と考えておくべきであるといえます。

2 信用情報機関同士の情報共有

上記のとおり、債務整理をしても、債務整理の方針と信用情報機関の取り扱いによっては事故情報が登録されない場合があります。

しかし、各信用情報機関は情報共有を行っています。

参考リンク:株式会社シー・アイ・シー・信用情報の交流

そのため、一部信用情報機関の登録がない場合があるとはいえ、情報が共有されることで、やはり債務整理後の新規のクレジットカード発行ができなくなったり、ローンの審査に通らなかったりする等の不利益が生じると考えられます。

以上から、債務整理を行った場合には事故情報が登録される、すなわちブラックリストに載ると考えておいた方がよいといえます。

3 「ブラックリストに載る」とは

そもそも「ブラックリストに載る」とはどのようなことを指すのか、以下でご説明いたします。

債務状況等に関する情報は、信用情報機関(JICC、CIC、KSC)と呼ばれる機関によって管理されています。

借入れをしていることについては、信用情報機関にその情報が登録されることになります。

債務者が一定期間滞納等をすると、貸金業者が信用情報機関に報告して、債務者にとってマイナス評価となる情報が登録されることになります。

これを「事故情報」等といいますが、この事故情報が登録されることが、俗に「ブラックリストに載る」と呼ばれています。

各信用情報機関の「よくある質問」等の記載では、「ブラックリストというものはありません」と明記してあります。

ブラックリストというのは、信用情報機関に事故情報が登録されることの俗称ということになります。

4 まずは弁護士にご相談ください

債務整理のご依頼に関しては、原則として弁護士との直接面談が必要となってきます。

当事務所は、横浜駅きた東口Aから徒歩3分に位置しており、アクセスしていただきやすい場所にあります。

債務整理をお考えの方や、債務整理について疑問などある方は、一度当法人までご相談ください。

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